こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日は何を履いても足が痛いとご相談に女性がご来店。シューズのフィッティングとインソールの作成をさせていただきました。
何を履いても足が痛い原因は??
「どの靴を履いても合わなくて、足が痛くて。今まで何足靴を捨ててきたか・・・。」そんな風におっしゃられるお客様も多くご来店されます。
今回のお客様もどの靴を履いても足が痛くて、親指と中指に血豆が出来てしまうのがお悩みでした。
足型を計測してその原因を探ってみました。
どの靴を履いても足が痛いというお客様は「私の足は特殊な足なんだ。」と自分の足のせいにしている方が多いのですが、足が特殊だから靴が合わないという方は意外と少なく、靴が合わない方は大概以下の3パターンに当てはまります。
①靴をきちんと履けていない(靴紐を使っていない)。
このパターンが一番多いかなと思います。靴紐の結びなおしを一度もしたことが無い。そのままで履いているという方。
確かに日本は脱いだり履いたりが多い文化なので、脱いだり履いたりがしやすいように靴紐を緩めにしてそのまま履いている人が多いですが、それだと足と靴がフィットせずに靴の中で足がずれてしまいます。
その結果、足に痛みが出たり、疲れやすかったりします。
面倒に思うかもしれませんが、足に痛みが出ずに健康に歩くためには靴紐やマジックテープなどで足をしっかりフィットさせることが必要です。
最近ではファスナー付きのシューズもあるのでそういった靴を活用するのも一つの方法ですね。
②靴のサイズが合っていない。
そもそも選ぶ靴のサイズが間違っている。このような方は「私は23cm。」などと、靴のサイズを固定してしまっている方が多いかなと思います。シューズによってサイズは異なるのに同じサイズの物ばっかり履いていて、結局上手くフィットしていないというケースが多いです。
例えばパンプスや皮のブーツと、ナイキやアディダスなどのスニーカーだと同じサイズでも大きさは異なります。大概パンプスやブーツの方が作りが大きく、小さめのサイズで履くことが出来ます。
また、足幅が広いからと大きめのサイズを履こうとして、大きすぎるものを選んでいる人も多いです。
足型を計測して、適正なサイズを知り、23cmと23.5cmなど複数のサイズを試し履き、両足履いて店内を歩いて選ぶと良いでしょう。
③似たような靴ばかり選んでしまっている。
どの靴を履いても足が痛いと言われるお客様。よくよくお話しを聞いてみると「スニーカーはほとんど履かない。パンプスかローファー。」みたいに選ぶ靴が同じようなものばっかりになっているケースが見られます。
お客様それぞれのファッションスタイルがあるのでそれを否定するわけではありませんが、シューズは複数持って履き分けが必要だと思います。
どんな場面でも同じ靴を履き続けるのでは無く、よく歩く際はスニーカーやウォーキングシューズを着用し、車や電車での移動がメインであればパンプスやローファーなど。
足の事、健康の事を考えるとパンプスなどのおしゃれ履きよりもスニーカーやウォーキングシューズの方が良いのは言うまでもありません。
今回のお客様のケースは①と②が該当。
今回のお客様は足型を計測すると、足長が大きく実測値で24cmを超えていました。実測値で24cmを超える方は女性では割と少なく、スニーカーでは25cmくらい必要になり、お店に寄ってはサイズを置いていないこともあります。
また、靴紐を使ってしっかりフィットさせることが出来ていないので、足が靴の中で前に滑り、やや外反母趾気味の足の指が靴の狭い部分に押しやられてしまい、指に血豆が出来ていると推測できました。
くずは優足屋のアシックスのウォーキングシューズに足型を採って作製させていただいたインソールを挿入して歩いていただくと、
「全然違う!」
とフィット感の良さにビックリされていました。
元々はウォーキングもされていたそうなのですが、足にすぐ痛みが出るので止めていたそうです。くずは優足屋のシューズ&インソールで痛み無く、また歩けるようになってくれれば幸いです。
ご来店誠にありがとうございました!!
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
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