【腸脛靭帯炎(ランナー膝)にオーダーメイドインソール】

こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
ランナーでもある私は以前、腸脛靭帯炎(ランナー膝)という膝の痛みに悩まされていました。
今日はその時の経験を書きたいと思います。

目次

腸脛靭帯炎(ランナー膝)とは?

膝のお皿の外側、やや下に痛みが出ます。
常に痛いわけではなく、曲げ伸ばしをすると痛みが出る状態です。

腸脛靭帯はスネの骨に付いている靭帯で、大殿筋というお尻の筋肉と
大腿筋膜張筋という太もも外側の筋肉とつながっています。
運動時に膝や脚を酷使すると腸脛靭帯が筋肉により引っ張られ、
骨と擦れて炎症を起こします。それが腸脛靭帯炎(ランナー膝)です。


ランナー膝といわれるのはランナーが練習量を増やしたときに起こりやすいからです。マラソン金メダリストの高橋尚子さんも腸脛靭帯炎に悩まされていたらしいです。

私自身初めて腸脛靭帯炎(ランナー膝)になったのは大学生の時、
家族でスキー旅行を楽しんで、帰った翌週にフルマラソンに挑戦。
何とかゴールしましたが、翌日から膝を曲げ伸ばしすると痛みが・・・。
特にしんどかったのが階段を降りる時でした。

腸脛靭帯炎(ランナー膝)の対策

整形外科を受診して初めて『腸脛靭帯炎(ランナー膝)』という言葉を知ったのですが、整形外科で太ももの筋肉とお尻の筋肉を入念にほぐしてもらいました。
すると、一時的ではありましたが痛みが消えました。

これには私もびっくりしました。

ただし、また筋肉が緊張すると痛みがでるので炎症を抑える薬と痛み止めをもらいました。それから2ヵ月くらい完治するまでにかかりました。

しかし、しばらく経ってマラソンの練習で長距離を走るとまた痛くなりました。
どうも練習量を急に増やしたり、無理して長距離を走ると再発するようでした。

この時にスポーツ店の店員をしていた私は足型に合わせて作ったオーダーメイドインソール(中敷き)に出会います。

腸脛靭帯炎(ランナー膝)になる人はO脚気味で、過回内(オーバープロネーション)していることが多く、それを抑えるにはオーダーメイドインソール(中敷き)が有効ということでした。


私も結構なO脚で、足が内側に倒れこみやすい『過回内』の傾向がありました。
作ったオーダーメイドインソールをシューズに入れて走ってみると、足元が安定して走りやすく、長距離を走っても再発しませんでした。

痛みが出ないようにしばらくアイシングとストレッチも行っていたので、
オーダーメイドインソール(中敷き)の効果だけではないかもしれませんが、それ以来手放せなくなりました。
この時の経験から、足・靴・中敷きに興味が湧き、現在のお店での活動につながっています。

腸脛靭帯炎 対策まとめ

①大殿筋と大腿筋膜張筋をほぐすストレッチ&マッサージ
↑当店でボールを使ったストレッチ&マッサージをお伝えしています。
②痛みが出る時はアイシング。
↑小さい紙コップに水を入れて凍らせて、痛みの出る部分を円を描くように
当てます。感覚が無くなるくらいまでアイシングしてください。
③オーダーメイドインソール(中敷き)の作成。

あと、腸脛靭帯炎がやっかいな所は完治したかがわかりにくい所。
実際日常生活で痛みが無くなって、もう大丈夫だと思って走ってみたらやっぱり痛い。

そんなことが多いです。私も治ったと思って出場したハーフマラソンを8kmでリタイアしました。

ですので、痛みが治まっても急に元の練習量に戻さずに本当に少しずつ練習量を上げていくのが
いいと思います。

オーダーメイドインソールの作成と適切なケアで故障を予防して、
快適なランニングライフを楽しみましょう!!

⇒⇒⇒くずは優足屋のオーダーメイドインソール(中敷き)について詳細はこちら

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くずは優足屋
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp

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