フィギュアスケートのシューズにインソールをオーダーメイド

　こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日はフィギュアスケートをされているお客様が２組来られるという珍しい一日でした。スケート用の靴にインソールの作成をさせていただきました。

　お話しをお伺いすると、左足にお悩みを抱えていらっしゃるようで、「左足がアウトエッジに乗れない。」と言っておられました。

　足型と足圧の計測をさせていただくと、その理由が推測できました。右足に比べて左足の方が足のアーチの落ち込みが強く、全体的に内側に倒れこむような足型をしていました。

　恐らく左足に体重を乗せようとしたときに足型から内側に体重がかかってしまって、アウトエッジに乗ることが出来ないのだと思います。店主はフィギュアの経験は無く、あくまで推測ですが・・・(笑)

　シューズをチェックさせていただくと、やはり足と靴との一体感が重要になってくるスポーツなので、やはりタイト目な作り。元々入っていたインソールも薄型のスリムなタイプでした。

　そのようなシューズの特徴も考えて、サッカーのシューズなどによく作成しているシダス社のスパイク＋をベースに踵が安定するスタビライザーの取り付けをさせていただきました。

　フィギュアスケートのお客様２組とも共通していたのが靴紐の締め方がめっちゃきっちりしている！これは他の競技の子も見習って欲しい。

　やはり靴紐がゆるかったら足が安定しないのでかなり滑りにくいらしくしっかり締めていました。ただ、時々締めすぎで血が止まりそうな時があるとのことだったので、そうならないようにする方法もアドバイスしておきました。

　足型の計測からインソール作成のための足型の採取、インソールの加工。完成までの時間は約４０分。早速フィギュアスケートのシューズにインソールを入れてご試着。

　ただ、やはり氷の上で滑ってみないと分かりにくいみたいですね。「明日の練習で使ってみます！！」とのことでした。

　シューズと足との一体感を上げて、足が安定しやすくなるのでフィギュアスケートのシューズにインソール。間違いなくオススメです。ご来店誠にありがとうございました。

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