ランニングシューズにインソールの作成がオススメな理由

2020年3月8日2022年10月4日

　こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日は名古屋ウィメンズマラソンに出場予定だったお客様がご来店。ランニングシューズにインソールの作成をさせていただきました。

　昨年別のシューズにインソールを作成させていただいて、1月の枚方ハーフマラソンを走られたのですが、「いつも痛くなる膝が痛くなかったんです！」と喜ばれていて、今回、新しいシューズに再度インソールの作成にご来店くださいました。

インソールの作成で足のアーチをサポート！

　足には３つのアーチと呼ばれるものがあります。一般的に土踏まずと言われる『内側縦アーチ』、見た目はわかりにくいですが『外側縦アーチ』、そして『横アーチ』の３つです。

　足は26個の骨で構成されていて、26個の骨が絶妙な配置で組み合わさって、さらに靭帯と筋肉で補強されて、３つのアーチが出来上がっています。この３つのアーチがあることで、小さい人間の足でも真っすぐに立つことができます。

　また、歩いたり走ったりする際にはこの３つのアーチが身体のバランスを取り、衝撃を吸収し、さらに推進力をもたらす重要な役割をしています。

　ですが、常に靴を着用するようになった現代人はこの３つのアーチに何らかの異常が出ていることが多いのです。

　くずは優足屋で作成するインソールはこの３つのアーチをサポートして、人間が本来持っている足の機能をしっかりと引き出す役目をしています。

快適にランニングするために必要なのは足の『安定性』

　ランニングをされる方はほとんどの方がランニングシューズを履かれていると思いますが、何を基準にランニングシューズを選ばれることが多いでしょうか？

　元スポーツ店勤務でランナーの店主・西岡が思うに多くの方が『クッション性』と『軽量性』を重視しているように思います。どちらも重要なファクターであることは間違いないのですが、一般のランナーに最も必要なのはズバリ『安定性』です。

　自分ではなかなか気づきにくいのですが、走っているときの足・脚や身体はかなり左右にブレています。この左右のブレを抑えることが身体への負担を減らすことになります。もちろん、左右のブレが抑えられると膝への負担も少なくなります。

　インソールを作成することでシューズと足との一体感が高まり、さらに足の３つのアーチがサポートされ、足元の安定性が高まるのです。

　フルマラソンを走ると一回で約５万回着地をします。そのたびに足が左右に振れるのとしっかりと安定した着地が出来るのとでは身体にかかる負担は大きく変わってきます。

　ですから、ランニングシューズにインソールの作成はオススメなのです。

　ちなみにナイキの厚底シューズが今話題ですが、あのシューズは『安定感』を犠牲にして、推進力を極限にまで高めたシューズです。ですから、うまく使いこなせないとかえってしんどいシューズなのです。

インソールを作成されたランナーからの嬉しいフィードバック

　私、店主西岡ももう２０年近くマラソンを走っているランナーです。最近は練習不足がたたってタイムは遅くなる一方ですが・・・。自分がマラソンをしていることもあって、多くのランナーがくずは優足屋のインソールを使用してくれています。

　今回のお客様は膝の痛みが出なかったと喜んでいただいたのですが、他にも嬉しいお声が届いていますのでご紹介させていただきます。

「足の裏のマメが出来なくなった。」（八幡市在住M様）
「外反母趾部分の痛みが出なくなった。」（京田辺市在住F様、枚方市在住S様）
「めちゃくちゃ足にフィットしてる。」（枚方市在住M様）
「ハーフマラソンで自己ベスト更新できました！」（寝屋川市在住N様）
「ランナー膝の痛みが出なくなった」（←これ私、西岡です。）

　インソールは入れれば必ず痛みが無くなるというような魔法の道具では無いのですが、たくさんの方に喜んでいただけている現状から、ランナーの方にはかなり有効だと思っています。