安全靴で足が辛い。インソールをオーダーメイド。

　こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日は京都市からご来店のお客様がご持参された安全靴にインソールの作成をさせていただきました。足、特に足の裏がすぐ疲れてしんどいとお悩みでした。

　まずは奥様からお電話でご相談いただいたのですが、何ともかなり辛そうな状況でした。「あまりに足がしんどいので仕事辞めようかな・・・。」というくらいに深刻で、治療院に行ったりしているもののなかなか良くならないとのこと。

　そこで知人から「インソールを作ってみれば？」とアドバイスを受け、くずは優足屋にご連絡くださいました。

　早速、足型の測定と足圧（フットプリント）を採取。すると、男性の標準よりもかなり足が小さいことが判明。安全靴のサイズが２サイズ（１ｃｍ）程度大きいものを履かれていました。

　ご自身もビックリされていましたが、男性で足のサイズが小さい方は結構いらっしゃいます。サイズが無かったりするのでついつい大きめを履いてしまいそれに慣れてしまっているのですが、足裏に張りが出たりすることが多くオススメできません。

　会社支給の安全靴だったので、次回はサイズダウンすることをオススメ。そして、足の指の動きをチェック。ご本人が足裏がしんどいと言ってた通り、足裏の筋肉が硬くなっている様子。そして、足首がむくんで血流が悪そうな足の状態でした。

　足の状態をチェックした後は、足型の採取。安全靴のサイズが大きいということもあって、ちょっと厚みのあるスポーツタイプのインソール素材（シダス：アクション＋）を使用しました。

　安全靴はその名の通り、お仕事が安全に出来るように配慮された靴です。ほとんどの物がつま先を保護するために固い芯が入っています。その特殊な構造からしっかり足にフィットしないものも多く、悩んでご相談を受けることが多々あります。

　今回のお客様は特殊な構造の安全靴、そしてサイズが大きく中で足が不安定になっている。そのため、足が靴の中でずれやすく足裏に負担がかかるようになっていたと推測できました。

　作成したインソールを安全靴に装着して、店内を歩いてもらうと、

「しっかりフィットしていい感じです。」と良さそうな反応。

　少しでもお仕事が楽になれば嬉しいですね。

　あとは足裏が硬く、血流が悪そうな感じだったので、足裏をほぐすボールエクササイズもお伝えしました。足裏・足のふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、そのポンプ作用によって血流を促進します。

　ですから、足裏が硬い方はふくらはぎも硬くなり、むくみやすい状態になります。柔らかい足裏を保つとお仕事が楽になるはずです。インソール＋簡単な足のケアで足の機能改善もしていくのがオススメです。

　遠方からお車でのご来店誠にありがとうございました。

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