安全靴やコックシューズなど仕事用の靴はなぜ足が痛くなるのか？
こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。今日は工場でお仕事をされているお客様の安全靴にオーダーメイドインソールの作成をさせていただきました。先日、ウオノメが痛いとのことでケアをさせていただいたのですが、インソールの作成もお願いしたいとのことで再来店でした。
目次
なぜ足が痛くなったりトラブルが起こるの？
安全靴やコックシューズで足が痛くなったり、足がすぐ疲れてしまったりでくずは優足屋にご来店される方はたくさんいらっしゃいます。今までたくさんのお客様の安全靴やコックシューズを見てきましたが、これは確かに足が痛くなりそうだなと思う靴がたくさんありました。
上の写真の安全靴は今回ご持参いただいたものですが、これはまだしっかりしているものです。やや作りが大きめの作りになっているものの、踵にも芯が入っていてまだトラブルは少なそうな部類のものでした。
なぜこんなにもお仕事用の靴はトラブルが出やすそうなのかを自分なりに整理してみると、こんな感じかと思います。
- なぜか横幅がめちゃくちゃ広く、コッペパンのような形をしている。フィット感が悪い。
- 価格が安いものが多く、踵に芯が無かったり足を守る機能が無い。
- 安全のためにつま先に鉄板が入っていたり、特殊な形状をしている。
- そもそも会社支給のため種類が選べない。我慢して履くしかない。
という感じでしょうか。
お仕事用の靴なので、すぐにボロボロになるし、汚れるしでどうしても安いものが売れてしまうようで、メーカーのラインナップを見ても非常に安価なものが多くなっています。しかし、靴の機能性を落としてしまっているものが多いのが非常に残念な所です。
安全靴にオーダーメイドインソールの作成
今回のお客様はややO脚傾向で外側に体重がかかりやすい状態になっていて、足のアーチの崩れも見られました。
足のアーチのバランスを整えることと、ウオノメができているので、ウオノメに対する負担を減らすことができるように表面素材の柔らかいタイプのインソールで作成をさせていただきました。
作成した安全靴に入れて店内を歩いていただくと、
「全然っ違いますね～！」
とフィット感の良さと履き心地の良さにビックリされていました。
お仕事用の靴で、特に会社から指定のものがあってそれを我慢して履き続けるしかないという方などはインソールを変えてみることはオススメです。
長時間のお仕事、辛いのを我慢して働くのは大変だと思います。お仕事をされるみなさんが少しでも快適になるようにお役立ちできれば幸いです。
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