足の大きさが左右で違うのはなぜ？？
こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。本日はホームページからお問い合わせいただいたお客様にご来店いただき、オーダーメイドインソールの作成をさせていただきました。
「足裏・股関節・ふくらはぎ・太もも・ひざの痛みに悩まされています。」
とご相談を受けました。
・・・下半身全部痛いっていう感じですね。
目次
足型を測定してみると・・・
まずは足の大きさや幅、足のどこに体重がかかっているか、また、足の指がしっかり動くかどうかをチェックさせていただきました。
すると、左右で足の大きさにかなり差があることがわかりました。
右足の足長：２３．４ｃｍ
左足の足長：２２．８ｃｍ
右足の方が６ｍｍ大きい状態でした。
左右の足の差は足のアーチの崩れ
こちらのお客様の場合は左右でアーチ（土踏まず）の高さにかなり差がありました。右足のアーチが崩れて内側に倒れこんでいました。
アーチが崩れると足の大きさは大きくなります。また、アーチが崩れて大きくなった方の足は回内という足が内側に倒れこむ動作が大きくなり、足元が不安定な状態になります。
そのため、アーチが崩れて大きくなった足の方に痛みや不具合が出やすい傾向にあります。
このことをお客様にお伝えすると、やはり右足に不調が来ることが多いのと、右足が左右に振られて歩いているのを自覚されているようで、納得されていました。
インソールで足のアーチを整える
ご持参いただいたニューバランスのスニーカーにオーダーメイドインソールの作成をさせていただきました。
くずは優足屋のオーダーメイドインソールは足のアーチのバランスを整え、靴と足とのフィット感をたかめて足を安定させます。
足元が安定すると、姿勢の維持が容易になり、身体全体にかかる負担を軽減することが期待できます。
足裏・股関節・ふくらはぎ・太もも・ひざ、すべての部分の痛みが取れるかどうかはわかりませんが、少なからず良い影響が出るのではないかと思っています。
また、シューズの履き方と足のケアについてもお伝えさせていただきました。
シューズについては靴紐をしっかりと締めるという習慣が無かったようで、脱ぎ履きしやすいように紐を一番上まで通していませんでした。
歩かないのであればそれでもかまいませんが、歩く場合は紐をしっかりと上まで締めて履いていただかないとせっかくインソールで安定感を出したのに、意味が無くなってしまいます。
身体に不調が起こっているのであればなおさらシューズの履き方は見直さないといけません。
足のあちこちが痛いということで病院に行ったり市販の中敷きをためしたり、色々なことをされていたそうなのですが、くずは優足屋にご来店くださったことをきっかけに良い方向に向かってくれることを祈っています。
ご来店ありがとうございました！！
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