こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日、書店をブラブラしていると一冊の本が目に留まりました。『距骨(キョコツ)を整えれば不調が治る』というタイトルでした。目に留まっただけで結局買ってないのですが・・・(笑)
距骨という骨は確かに重要な部分なので、今回は距骨について記事にしてみました。
距骨ってどんな役割?どこにあるの?
上の写真を見てください。赤いシールを貼っているのが距骨(キョコツ)です。踵骨(ショウコツ)というカカトの骨の上に載っていて、脛骨(ケイコツ)という脛の骨の下に位置しています。
距骨の上部は、脛骨と腓骨に挟まれるような形で、木材をつなぎ合わせる際の「ほぞ穴とほぞ」のような関係になっています。この距骨が足首で滑車のような役割をして、足首が柔軟に動き、なおかつ、安定してバランスが取れるようになっています。
距骨とその下にある踵骨の間の関節の事を『距骨下関節』というのですが、オーダーメイドインソールの作成をさせていただく際はこの距骨下関節がニュートラルな状態に近づくことを意識して作成をしています。
距骨がズレるとどうなるの??
上の写真は骨の模型を使って、外反偏平足という状態を表したものなのですが、距骨が踵骨から滑り落ちてしまっていますよね?このような状態の人が実際に大勢いらっしゃいます。
距骨はカカトの骨・踵骨とともに身体の土台となる部分です。そのため、距骨にズレが生じるとまず姿勢に影響してきます。建物と同じように土台が傾いてしまえば身体全体が傾いてしまいます。
距骨にズレが生じるとそれに伴って足のアーチにも崩れが見られるようになります。女性の方に多い外反母趾も距骨のズレを原因として起こると先日参加した理学療法士の先生のセミナーでも言っていました。
「えっ、外反母趾って関係あるの??」と思われるかもしれませんが、外反母趾や偏平足は原因を辿っていくと踵骨・距骨が起因していることが多いそうです。
くずは優足屋のオーダーメイドインソール作成
距骨と踵骨の歪み、足のアーチの歪みを整えながら作成していくのがくずは優足屋のオーダーメイドインソールです。バキュームという特殊な機械を使って足型を採り、その足型に合わせてインソールを作成します。
もちろん、足型をそのまま再現するわけではなく、距骨・踵骨の歪み・足のアーチの歪みを調整しながら足型を採って、身体に負担の少ない方向に持っていきます。
足と靴とのフィット感も上がって、足元が安定するので、足にお悩みをお持ちの方や、よく歩かれる方、すぐ疲れてしまう方、スポーツをされる方などにオススメです。
最後は宣伝になってしまいましたが、今日は距骨について記事にしてみました。最後までお読みいただきありがとうございます!!
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