くずは優足屋のお客様の中でもリピート率の高いウォーキングシューズ『ニューバランス880』の新作v6が入荷しました!前作v5から大きく変更された部分もあるので、解説していきます。
ニューバランス880v6はミッドソールがフレッシュフォームに!
一番大きな変更点としてはミッドソール(靴の底の白い部分)がフレッシュフォームに変更になったこと。前作v5は軽さが特徴のレブライトだったのですが、クッション性の高いフレッシュフォームが今回採用されました。
この白い部分、手で押してみても違いが全然違います。フレッシュフォームの方がかなり柔らかくてクッション性が高いことがわかります。
細かいグラム数は計測していませんが、レブライトからフレッシュフォームに変更したことでわずかですが重くなったと思います。ただ、気になるほど重くはなっていません。
シューズの形やサイズ感は大きな変更は無さそう
今回のニューモデルv6も前作v5と同じラスト(木型)を使って作られていると思います。大きな形の変化は無く、足を中に入れてみた感覚も大きな変化は感じません。一番つま先側の紐を通す部分にステッチが無くなったので、その辺りは少し余裕が出たような気がします。
当店で入荷しているのは2Eのモデルですが、指回りが広くて、他メーカーの4E相当あると思うので、幅の広い方にぜひオススメのシューズです。その辺りは新作v6も変わらなさそうです。
踵の作りがやや甘くなったか!?
ちょっと残念に思ったところは踵の作りが甘くなったところ。下の画像みていただくとわかると思うのですが、左側の前作v5の方が踵は細くなっていて、右側のv6の方が少し広がったような感じになっていると思います。実際に足を入れてみても、ちょっと踵が緩く感じるようになりました。
ソールがやや大きくなり、安定感をキープ
ミッドソールがフレッシュフォームに変更になり、クッション性は向上しました。しかし、クッション性が上がると失われるのが安定性。特にウォーキングの場合はクッション性の高さよりも安定性が重要です。
フレッシュフォームによりクッション性が上がったのですが、恐らく安定感を出すために踵部分のソールがやや大きくなりました。これによって、踵から接地した時の安定性を出して、クッション性が高くなっても安定性をキープできるようにしたのだと思います。
踵を合わせてみるとよくわかりますね。上が新作v6で下が前作v5です。上のv6の方が大きいのがわかります。
中敷きにも変更あり。クッション性がアップ
中敷きを比べてみると、大きさや見た目は変化が無いですが、素材は以前よりも柔らかめのものが使われていて、厚みも前作v5よりも0.5mm厚くなっています。ミッドソールがフレッシュフォームになってクッション性がアップしたのと同様、中敷きもクッション性を高めています。
前作v5は3.5mm厚。新作v6は4mm厚。少しの違いですが、中敷きの0.5mmの厚み差は結構わかります。影響でます。
アウトソールもデザインが大きくアップデート
アウトソールには耐久性の高いNduranceと防滑性の高いN-GRIPを使用しているのは今まで通り。ただアウトソールのデザインは大きく変更になっています。横に走る溝が少なくなったので、屈曲性が落ちたかと思いましたが、靴を曲げてみると屈曲性は大きな変化無しでした。
実際に履いて歩いてみると・・・
歩きやすいのは歩きやすい。880シリーズの流れを汲んでいるのはわかります。ただ、踵が少し緩く感じるのと、クッション性が高くなった分、安定性はやはり少し落ちたように感じます。好みは分かれるかもしれませんが、お客様にとってはクッション性が高くなったのは心地良く感じるのでは無いかと思います。
今シーズンもオススメのシューズになることは間違いなさそうです。
あっ、あと価格は1000円値上がりしました。税込で13200円です。物価高の影響ですね。
まとめ
個人的にはフレッシュフォームにしなくても良かったのでは!?と思いますが、厚底でクッション性の高いシューズが好まれて履かれるようになっている(例えばス〇ッチャーズとか)のが現状なので、このようなアップデートになったのではないかなと思います。
良くなった部分、悪くなった部分ありますが、歩きやすくてオススメのシューズであることは変わりませんし、よりインソールを入れたほうが良さが出やすいシューズになったと思っています。
ぜひ、くずは優足屋の店頭でご試着ください。※レディスのみの取り扱いです。
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