外反母趾を改善するための靴選びって？
こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。女性の足のお悩みで最も多い『外反母趾』。親指が内側に曲がり、親指の付け根が張り出して、靴を履いて歩くと痛い。どんな靴を履いたらいいか分からないという方も多くいらっしゃいます。
今日は外反母趾の靴選びについてお伝えします。
目次
外反母趾は足のアーチの崩れ
「昔よくヒールを履いていたから・・・。」とか、「パンプスとか細い靴を履いていると・・・」などの話を聞くことが多いですが、実際に外反母趾になる仕組みはちょっと違います。
というのも、男性にも外反母趾は起こるからです。
実は外反母趾というのは足のアーチの崩れなんです。足の横アーチという部分が下がり、指の付け根が広がる『開帳足』という状態になります。それに伴って親指が小指側に向けて曲がっていくのが外反母趾です。
ですから足のアーチが保てるような靴選びをしないと外反母趾は悪化してしまいます。
外反母趾には幅の細い靴の方が良い？
最近SNSなどで外反母趾の改善するという整体師さんが「外反母趾は幅広の靴を履くと悪化します。幅の細い靴を履きましょう。」と発信されていました。
これは、正解でもあり、不正解でもあります。
外反母趾の方は自分の足型を見てほとんどの人が「自分の足は幅広だ。」と思い、幅広の靴を選ばれる傾向にあります。
しかし、実際には幅の細い足だけど、外反母趾のせいで幅広に見えるという方が多く、そういう方は幅広の靴を履くと、余計にアーチが崩れてしまい悪化してしまいます。
逆に元々幅広の足をされている方で外反母趾になってしまっている方は幅の細い靴を履くと、足に合わず痛みが強く出ることがあります。その場合は幅の広い靴を履かないといけません。
テキスト囲みオレンジなかなか自分で足型を判断することは難しいかもしれません。
お近くの方はぜひくずは優足屋へご来店、足型の計測を受けてみてください。
紐をしっかり締める事はとっても重要
外反母趾でお悩みの方は、紐靴がオススメです。先ほど、外反母趾は足のアーチの崩れというお話しをしましたが、靴の紐を締めることは足のアーチを支えることになります。
また、足と靴がフィットし、靴の中で足がずれなくなるので外反母趾の部分の負担も少なくなり、痛みも出にくくなります。
面倒かもしれませんが、靴紐を締めることは外反母趾の方にはとても重要なことです。
足のアーチを支えるという点ではインソール（中敷き）の活用も効果的です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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