こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
今日は姿勢とインソールの関係について記事にしてみたいと思います。
シューフィッターとして延べ1万人以上のお客様の足を見てきた経験からお話すると、姿勢の悪い方はほぼ100%足に何らかの異常が出ています。
足元の崩れが姿勢に影響する
ご来店されたお客様の姿勢を見たときに、
「姿勢が崩れてるなぁ。」とか「猫背になってるなぁ。」とか感じたお客様の足型を計測させていただくと、ほとんどの方に外反母趾、偏平足、浮き指など何らかの足の異常が見られます。
足は身体の土台です。
骨という観点から見ると、踵の骨が一番下にあって、その上に距骨(キョコツ)という小さな骨、そして、脛骨(ケイコツ)というスネの骨、大腿骨(ダイタイコツ)という太ももの骨、骨盤、背骨、頭蓋骨という順番で載っています。
踵の骨が傾くと、それに伴って上にある距骨が傾き、そのバランスをとるために他の骨もずれていきます。筋力があるうちは少し傾いたくらいでは姿勢が崩れたようにはならないですが、筋力が落ちてくると姿勢を維持できなくなり、猫背になってしまったり、姿勢が崩れてしまいます。
また、足の指も姿勢に影響します。
今、非常に多いと言われている浮き指。地面に指が付いていない状態です。
この浮指の状態だと重心が後ろにかかってしまいます。後ろにかかった重心のバランスを取ろうと頭や肩が前に出てしまい姿勢に崩れが生じます。
気を付けたいのは靴・靴の履き方・インソール
足元が姿勢に影響するのは先ほど述べた通りですが、では具体的にどのような対処をすればいいのかについてお伝えします。
極論を言うと、裸足で過ごすのが一番です。裸足で歩くと足裏の感覚器が刺激され、脳に身体のバランスを整えて転ばないで歩けるように指令を出します。靴を履くことによってその力が弱っているのが現代人です。
ですが、靴を履かないわけにはいかないですよね??
だからこそ、靴の選び方・靴の履き方・インソールが重要になってくるんです。
①自分の足のサイズに合った靴
②身体を支えてくれる作りのしっかりした靴
③踵を合わせて、甲の部分を紐やマジックテープで固定できるように履く
④足型に合わせたインソールの作成がベスト
具体的にどんな靴がオススメかについては別の記事で書いていますので下記リンクから是非読んでみてください。
理想としては足元が安定し、足の指が自由に動かすことができる靴・履き方をすることです。
オーダーメイドインソールの作成について
姿勢が悪い方には外反母趾や偏平足、浮指などの足の異常があるというお話をさせていただきましたが、この外反母趾や偏平足、浮指は 足のアーチ と関係があります。
足のアーチ(一般的には土踏まずと呼ばれる部分)の崩れから外反母趾や偏平足は起こります。また、浮指も足のアーチが崩れた方がなりやすいです。
その足のアーチを整える役割をするのがオーダーメイドインソールです。インソールによって足のアーチを整えることで足元の安定感が増し、姿勢を維持しやすくなります。
くずは優足屋でオーダーメイドインソールを作成されると、
「何か背が高くなったように感じる。」
と言われる方が多いのですが、実際に姿勢が安定しやすくなっているので自然と背筋が伸びるのです。
姿勢の事でお悩みなら、まずは足元から見直してみるのが近道だと考えています。
くずは優足屋のオーダーメイドインソール(中敷き)の作成について詳細はこちら
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