先日ご来店くださったのは大阪市より50代の男性のお客様。冬用の登山靴をご持参でご来店。インソールの作成をさせていただきました。
「扁平足で土踏まず部分が靴に当たって痛い・・・。」
お話を伺うと、かなりの扁平足で土踏まずの部分が靴に当たり靴擦れになってしまって困っているとのこと。そこで何とかしたいと、くずは優足屋にご相談くださいました。
早速足型を計測してみると、たしかにかなりの扁平足。ほぼ土踏まずが無い状態でした。また、足の幅が男性としてはかなり狭く、登山靴の中で足の癖が強く出そうな足型でした。
土踏まずが低下しているものの、登山靴は土踏まず部分が絞って作られているので、登山靴の硬い部分が当たってしまい、また、足幅が狭いため足が靴の中で遊んでしまい靴擦れになったと推測されました。
靴擦れというのは、一種の火傷のようなものです。靴と足とで摩擦が起こり熱を持って、ひどいと水膨れを生じて激痛です。
インソールによって扁平足の足型をサポートしながら、靴の中での足のズレを抑えて、かつ、土踏まずに直接登山靴の硬い素材が当たらないように考えてインソールの作成をさせていただきました。
特殊な機械を使って足を型取り、インソール作成
特殊な機械を使って、足型を採取していきます。足の状態やどのような場面を想定しているかなど、様々な要因で足型の採り方は変わってきます。
足型を採取した後は、その足型に合わせてインソールの素材を加工してきます。初めのカウンセリングから足型計測、足型を採取してインソール完成までで約1時間。
その日に持って帰っていただけるのもくずは優足屋のインソールの大きな特徴です。
早速、出来上がったインソールを登山靴に入れてご試着いただくと、
「あ~、全然違う!」
と好感触。あとは本番の山登りの前に試しに履いてもらうことをお願いし、もし何か不具合があれば調整に来て欲しい旨を伝えて終了。
登山靴にインソールを入れる方。非常に多くなっています。
登山靴は安全のため、普通のスニーカーに比べてかなり硬くて強い素材を使って作られています。そのため、足に合わないと靴擦れを起こしたり、足が痛くなってしまうこともしばしば。
ただ、山登りの最中に足が痛くなっても、電車やバスに乗ることは出来ません。自力で下山しなくてはなりません。だからこそ、インソールの作成は人気なんです。
土踏まずの靴ずれが治まって、思い切り登山を楽しめることを祈っています。ご来店誠にありがとうございました!!
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足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
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