初フルマラソンを絶対に完走したいなら靴とインソールにこだわれ!

こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
以前に比べると落ち着いてきたマラソンブームですが、それでも今も東京マラソンや大阪マラソンなど人気の高い大会は高い抽選倍率を突破して初めてスタートラインに立てます。

今日はそんなマラソン大会に初めて参加するという方に向けて、走歴18年のランナーであり、足と靴の専門家である私、店主西岡が完走に向けての準備についてお伝えしていきます。

目次

マラソン大会の完走率ってどのくらい?ペース配分は?

初めてマラソン大会に参加される方はとっても不安が多いと思います。
42kmなんて距離ほんまに走れるんかな!?と・・・

でも、安心してください!

大阪マラソン 2018の完走率は  

何と 96.91%!!

どうですか?
ほとんどの人が完走できていますよね?
そうなんです。フルマラソンを完走するのはそんなに難しいことじゃないんです。大阪マラソンの場合は制限時間が7時間です。
約3万人のランナーが走りますから、スタートの号砲がなってからスタートゲートをくぐるまでに30分かかったとして、6時間30分で42.195kmを走り切れば制限時間内にゴールできる算段です。

1km当り8分の超ゆっくりのペースでハーフまで走ると2時間48分。

1km当り10分の早歩き程度のスピードで残りのハーフを走って3時間30分。

これでも合計 6時間18分でゴールできます!!

じゃあ、完走できていない3%強の人はなぜ完走できなかったのでしょうか?

もちろん、様々な理由があるとは思いますが、

『足や膝が痛くなって歩くのもしんどい状態になってしまった。』

というパターンが多いと思います。体力的な問題では無く、痛みの問題。

まずは足元にこだわること!シューズ&オーダーメイドインソール

足や膝が痛くなって歩くのもままならない・・・。
このパターンに陥らないようにするには、まず足元にこだわりましょう。
スポーツ用品店のゼビオさんに行けば足型の計測もしてくれます。足型の計測をしてもらったうえでシューズを選びましょう。
色々なシューズがあるかとは思いますが、アシックスのGT-2000ミズノのウェーブライダーなんかはレギュラー・ワイドなど足型に合わせて選べてオススメ(初心者なら無難なチョイス)です。
1万数千円するので決して安くは無いですが、ここはケチらずにいきましょう。

そして、インソール。
ゼビオさんでもオーダーメイドインソールや各種インソールを販売してますが、

お近くの方はぜひ当店『くずは優足屋』へ作りに来てください!宣伝ですいません・・・。

でも、実際に良いシューズとインソールで足元がかなり安定します。

フルマラソン1回で5万回足を着地します。

そのたびに身体に負担がかかりますので足元が安定したほうが身体全体への負担が少なく、結果的に痛みも出にくくなります。

あと、ソックスはランニング用の物を購入しましょう。
ソックスはいくつか種類を購入して本番までに何度か試して気に入ったものを使うようにしましょう。

予算的に余裕があれば機能性のタイツの着用も考えてもいいと思いますが、靴・インソールにこだわれば、そんなに高価なものじゃなくてもOKかなと私は思っています。

当日の天候にもよりますが、日差しが強いと日光を浴びるだけでも消耗するので帽子と日焼け止めは必須ですね。

完走に向けての練習のアドバイス

初フルマラソンに向けての練習ですが、よく「30km走は走っておいたほうがいいよ!」とか「月間何キロ走りましょう!」とかありますが、タイムを狙うならともかく初フルマラソンの完走を目指すのであれば、距離よりも時間に重点を置きましょう。

今日は1時間走る。途中歩いてもOK。とか。

ハイキングに行くのとかはオススメです。楽しみながら自然と長時間の運動ができます。

また、私がよくするのは目的地を決めてそこまで走って、電車で帰ってくるパターン。
例えば、10km先にあるおいしいパン屋さんをめがけて走って、パンを買って電車で帰ってくるとか。

初マラソンであまりストイックにがんばろうとしすぎると続けるのがしんどくなりますから、如何に楽しみを見つけながら練習を継続するかがカギですね。

とにかくフルマラソンは6時間半動き続けなければならないので、それに対応する身体を作っていかないといけません。

ですから、気を張らずに歩いてもいいんだという気持ちで運動を継続できるようにしましょう。

とは言っても最終的にはレースの3週間前までを目途に3時間走ったり歩いたりができる状態にはしておいた方がよいでしょう。

本番当日のアドバイス

レース当日の朝食ですが、レースの3時間前までに食べましょう!

なんて言われることが多かったりするのですが、それは速いランナーの話。初マラソン完走を目的にしているのであればもっと遅くてもOKです。

なぜならレースが9時スタートとしたら制限時間ギリギリでゴールしようとすると16時。レースの3時間前の6時に食べていたら、16時まで10時間もの間次の食事にありつけないのです。

普段の生活でも6時にご飯食べたら12時にはお腹ペコペコですよね?

ましてや走っていると普段の生活よりも多いエネルギーを消費しますから、当日は移動の時間もあるとは思いますがゆっくりと朝食を取って、さらにレース時間のギリギリまで、ゼリーや大福、カステラ、餅など自分の食べやすいものでエネルギーを補給しておきましょう。

マラソンを完走するためにはエネルギーを切らさないことは重要です。

そして、レース中も小型のジェルなどエネルギーになるものを持って走りましょう。

私の場合は3本エネルギージェルを持って走って、10km毎に一本エネルギージェルを補給しています。

これもゼビオさんに行けば色々なものがありますから用意しておきましょう。わからなければ店員さんにどんなものが良いか聞いてみると良いでしょう。

たいがいマラソン経験のある店員さんがいてると思います。

マメ、ウェア擦れ対策

途中、マメやウェア擦れが起こってしまうと走れなくなってしまうこともあります。練習でマメが出来た部分には予めワセリンを塗っておくなど対処をしましょう。
そして、股や脇などウェアと擦れやすい部分にもワセリンを塗っておくことをオススメします。

そして、男性の方は 

乳首に絆創膏!! ←これは必須です!笑 マジです!

ウェアと擦れて乳首から血が出てくることがあります(私も経験済み)。

トイレ対策

当日、結構困ってしまうのがトイレ。
会場についてから行こうと思っても長蛇の列!!
っていうことがあります。
どこでトイレに行くかも事前に考えておいた方が無難です。
レース会場に行くまでの乗り換えの駅だったり、道中でコンビニによって済ませたりとかも有りです。

あと、荷物を預けてからスタートまでの時間が結構長くて天候によってはかなり身体が冷え込むのでビニールのポンチョを用意しておいて被っておくと簡易的なウインドブレーカーになります。透明のゴミ袋で代用できます。

当日のペース配分の注意!

当日、レースが始まると初マラソンの場合、テンションが上がって普段よりも速く走ってしまいます。
そして、「あっ、これ意外と行けるんちゃう!?」と勘違いしてしまいます。
そのまま速いペースで突っ込むと30km以降地獄を見ます。
事前にどういうペースで走るかを考えておいて、30kmまではそのペースよりも速く走らないようにしましょう。

私は初マラソンのとき、飛ばしすぎて25kmで歩きました。そして、30kmで座り込みました。何とか完走はしましたけどね笑

30km走ってペースを上げる余裕があるときはそこから初めてペースを上げましょう。

如何でしたでしょうか?
初フルマラソン完走に向けて、思ったことをツラツラと書き連ねてみました。みなさまの参考になれば幸いです。

くずは優足屋のオーダーメイドインソール(中敷き)の作成について

ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp

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