外反母趾=幅広のシューズが良いは間違いです。

 こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日は外反母趾でお悩みの70代の女性のお客様がご来店されました。外反母趾で痛みも出ているそうで、なかなか合う靴が見つからないとおっしゃられていましたので、シューズフィッティングとインソールの作成をさせていただきました。

目次

幅広の靴を履くと外反母趾が悪化することも!?

 外反母趾でお悩みの方はほとんどの方が「私、外反母趾だから幅広の4Eとかじゃないと駄目なんです。」と言われます。おそらくそれはパンプスなどの先の細い靴を履くと外反母趾になるから、幅広を選んで履けば大丈夫という考えをお持ち何だと思いますが、実はこれは間違いです。

 外反母趾はパンプスやヒールを履くとなるわけではありません。男性にも外反母趾は起こりますし、全然パンプスやヒールを履かないという方でも外反母趾になります。では、なぜ外反母趾が起こるのかと言うと、歩き方や身体の使い方も関わってきますが、靴で言うと『フィットしていない靴』を履くことにより、回内(内返し)の動作が大きくなり、足のアーチが崩れてくることから起こるのです。

 ですので、幅広の靴を履くことでさらに外反母趾が悪化することもあるのです。

 外反母趾の方でも、実際に幅広の方はいらっしゃいます。しかし、外反母趾部分が出ているので幅広のように見えるけれど、実際には幅広の足では無いという方も多くいらっしゃいます。昨日ご来店されたお客様はまさに外反母趾だけど細身の足をされている方でした。

 今回フィッティングさせていただいたのはこちらのシューズ。今月入荷したばかりのムーンスターSP2900。2E幅なので他のムーンスターのシューズよりもしっかりフィットし、上質の皮を使っているので外反母趾部分への負担も少ないです。

 普段24.0cmを履かれているとのことでしたが、測定すると24.0cmではやや大きく、0.5cm下げてご提案させていただきました。

 また、外反母趾の場合はインソールの作成はオススメです。足のアーチを整えて、足が内側に倒れこむ回内の動作を抑制してくれるからです。それにより親指付け根にかかる負担を軽減します。

 インソールをいれたシューズを履いていただくと、

「えっ、サイズ下げたのに外反母趾の部分が痛くない!」

とビックリされていました。

 外反母趾に限った話では無いのですが、ご自身の足型に合ったシューズを正しい履き方で履くということが大事で、足のトラブルを防ぎます。外反母趾の場合、それに加えてインソールの作成がオススメです。

 足の痛みが無く、元気に歩いていただければ嬉しいです。ご来店誠にありがとうございました。

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