こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日は遠方和歌山県より小学校6年生の女の子がご来店。ご持参いただいたテニスシューズにインソール作成をさせていただきました。
テニスで足に水膨れが出来るのはなぜ?
半年前からソフトテニスを始めたそうで、徐々にラケットを強く振れるようになってきて、最近では試合に出たりも出来るようになったとのこと。
しかし、ラケットを強く振れるようになると共に足の親指の付け根に水膨れが出来始めて、足が痛い・・・。
足型を計測してみると、足の実測値は21.5cm。やや幅広で甲も高いものの小さめの足型。それに対してテニスシューズは23.0cm。
やや大きめのサイズを履かれていました。また、小学校6年生で紐の靴に慣れておらず、テニスシューズの紐は結んだままで脱いだり履いたりをしていたそう。
やや大きめサイズで靴紐を締めていない。ここが一番のポイントかなと思いました。
水膨れというのは、靴の中で足がずれることによって、摩擦熱が生じ、火傷みたいになり、その部分を冷やそうと水を溜めてしまいます。
これが水膨れです。
ですから、靴の中で足がずれることを極力防がないといけません。水膨れが出来てしまう人は靴が大きいか緩い方が多いです。
さらにテニスシューズと足がフィットするようにインソール作成
前後左右に激しく動くテニスでは靴の中で足がずれると、水膨れが出来るだけでは無く、足元が不安定になり、疲れやすかったり、上手く力が伝わらなかったり、様々な悪影響が出ます。
それらを防ぐためにもインソールの作成は非常に有効な手段の一つです。くずは優足屋では専用の機械を使って足型を採取し、それを元にインソール作成を行います。
ご来店から1時間ほどでインソールは完成。当日お持ち帰りいただけます。
出来上がったインソールをご持参いただいたテニスシューズに入れて、靴紐の締め方を説明しながらシューズをフィッティング。
店内を歩いてもらうと、フィット感が全然違うことを実感してくれていました。
あとはご自身で靴紐をしっかり締める練習も必要と伝え、それでも水膨れが心配な場合はワセリンやテーピングなどでなりやすい場所を保護することをアドバイスしました。
和歌山県よりご来店誠にありがとうございました。痛み無くテニスがプレーできるようになれば幸いです。
小学校、中学校のスポーツ指導者はまず靴紐の締め方をしっかり教えて欲しいですね。そこが故障を防ぐ一番の近道だと思います。
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp
コメント