こんにちは。足と靴の専門店くずは優足屋の西岡です。
今日は外反母趾対策の靴紐の通し方についてお話します。
外反母趾にお悩みでご来店いただいている方には、オーダーメイドインソール(中敷き)の作成をさせていただいているのですが、それに加えてちょっと靴紐の通し方を工夫することで痛みを出にくくすることができます。
外反母趾の方にオススメの紐の通し方
そんなに難しいことはしません。いったんすべて紐を外さないといけないのでちょっと面倒ではありますが、一番つま先側の紐を通さずに、2番目の穴から紐を通していくだけです。
このように通すことで靴のフィット感を損なうことなく、痛みの出やすい親指の付け根の出っ張っている部分の圧迫を避けることができます。
外反母趾の人がやってしまいがちな間違い
外反母趾でお悩みの方はとにかく幅の広い靴を履いて、靴紐を全体的に緩めて履いてしまっています。これは外反母趾をかえって悪化させてしまう可能性があります。
上の写真を見て欲しいのですが、外反母趾はアーチ(土踏まず)が崩れて、赤い矢印の中足骨が広がることによって起こります。ですから、全体的に紐を緩めてしまうとさらにアーチの崩れを招き、悪化してしまうことがあります。
ですので、中足骨を紐でしっかりと束ねないといけません。そのうえで親指の付け根部分の圧迫を避けると効果的です。
このようにちょっとした靴紐の工夫だけで外反母趾の痛みが緩和されるかもしれません。お悩みの方はぜひ試してみてください。
くずは優足屋のお客様は、オーダーメイドインソールの作成+この結び方で楽になったという方がたくさんいらっしゃいます。オーダーメイドインソールの作成はアーチの崩れを抑えるので外反母趾の方にはまずオススメしています。
しっかり固定したい甲の部分はフィットさせることができます。
くずは優足屋のオーダーメイドインソール(中敷き)作成について
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