約半年で足のアーチが上がっていてビックリ!インソール作成が要因!?

 こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨年11月に足が痛いとご相談を受けてサッカースパイクにインソールを作成した女の子が再来店。新しくなったスパイクに再度インソールの作成をさせていただきました。

目次

扁平足な足型をサポートするインソールを作成

 前回ご来店いただいたときは有痛性外脛骨と診断を受けたそうで、足の内くるぶしの下が腫れて痛みが出ている状態でした。そしてかなりの扁平足。

 クラブチームで本格的にサッカーをしている小学校6年生の女の子。週7日サッカーをしていて、成長期ということも重なって色々な所に痛みが出て、当店にご来店。足のアーチをサポートするインソールの作成をさせていただきました。

 その後、インソールを入れてから足の痛みも改善傾向だそうで、本人が「土踏まずが上がってきた気がする。」と言っていたので、再度足型の計測。

 すると、何とビックリ。しっかり土踏まずが出来てきている。↑上の写真です。足のアーチが上がってきたり、足が変化することはあり得ることなのですが、わずか半年でここまで変化するのは珍しく。一緒に来ていたお父さんと驚いていました。

なぜ足のアーチが上がったのか?要因は?

 インソールの作成は扁平足の足型をサポートし、スポーツがしやすくなったり、故障を予防したり、疲れにくくなったりする効果が期待できます。

 しかし、インソールを入れただけで足のアーチが上がったとは考えにくいです。

 足のアーチを引き上げるには足裏からふくらはぎにかかってつながっている後脛骨筋(コウケイコツキン)がしっかり使えるようになる必要があります。

 恐らくインソールで足のアーチを支えたことで、自然と後脛骨筋が上手く働くようになり、結果として扁平足が改善されたのでは無いかと思います。

 この画像をインスタで投稿したところ、理学療法士の方からコメントをいただいたのですが、

「インソールを入れてアーチが引きあがりTP(後脛骨筋)が使えるようになったんでしょうね。あとは足部内在筋も働きやすくなった可能性も考えられますね。」

 とおっしゃられていました。

 足部内在筋の筋トレでも足のアーチが上がるという文献もあるそうです。

足のアーチを上げるためには!?

 足のアーチをあげるためには後脛骨筋を働かせること、そして足部内在筋を働かせることが必要。

 足部内在筋を働かせるには足の指をしっかりと使う事が有効です。足の指でジャンケンをしたり、グーパーの運動をするなどが効果的でしょう。

 後脛骨筋を働かせるためのエクササイズとしてはカーフレイズが有効です。つま先立ちになって踵を浮かせる運動ですね。

 扁平足になっている方はつま先立ちでバランスを取るのが苦手な方が多いんです。

 特に効果的なカーフレイズの方法を紹介した動画がありますので下に共有しておきます。よくお客様にも紹介している動画ですのでご覧ください。

 今回のようにわずか半年でこれだけの変化が出るのは珍しいケースかもしれませんが、足は変わるというのを実感できた事例でした。

 今後もみなさまが快適に歩いたり、スポーツを楽しんだり出来るように力を尽くしていきたいと思います。

 最後までお読みいただき誠にありがとうございました!!

ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp

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