衝撃！プロテニスプレーヤーのシューズの減り方！

2019年2月22日2022年10月3日

こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
先日、豊中市にあるテニスショップ『すみれの店』さんからの紹介で、プロテニスプレーヤーの中村錬君の足を見させてもらったのですが、その時に「シューズすぐにボロボロになるんですよ～。」と言っていたので、それ興味あるから送って欲しいとお願いしたところ、いい感じに仕上がったようで送ってくれました。

みなさん、これ、どのくらいの期間でこういう風になったと思いますか？

実は・・・たったの

3週間！！

このシューズはミズノのテニスシューズ『ウェーブエクシード３』
ミズノの公式サイトによると定価で14500円（税抜）、決して安物のシューズではありません。
また、このシューズのアウトソール（靴底）には『Ｘ１０』というミズノの耐摩耗性の高いラバーが使用されているものです。
それにも関わらず、3週間しか持たないなんて！！

以前、プロ野球選手のピッチャーにオーダーメイドインソールの作成をされた店舗の方が「3ヵ月で中敷きに穴が開く」と言ってたのも衝撃でしたが、さらにこのシューズの状態は衝撃的でした！！

プロという厳しい世界で戦っていくためには３週間でこれだけ靴底が摩耗してしまうくらい練習しないと駄目ってことですね。すごい世界です。

ちなみにシューズの靴底にはいろんなパターンの溝がデザインされていますね。これはその競技の特徴や使う路面によって様々あるんです。上の写真のシューズは「へ」の字みたいなデザインがいっぱい入っていますが、これは「ヘリンボーン」というデザインなんです。ヘリンボーンとはニシンの骨っていう意味です。テニスのように前後左右に動くスポーツに使われるソールのデザインです。

でも、ここまですり減ってしまったら何の意味も無くなってしまいますね。