「裸足が一番！」靴屋が言っちゃった。
こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
今日のブログのテーマはズバリ『裸足』です。
みなさん、前に裸足で外を歩いたのはいつですか？？もう何年も裸足で外なんて歩いてないという方がほとんどでは無いでしょうか？
裸足で歩くことはとっても健康にいいと思っています。その辺りを書いていきます。
目次
足の裏はなぜくすぐったい？
足の裏を触られるとくすぐったいですよね？これ何でだと思いますか？
足の裏は地面の状況を瞬時に把握してそれを脳に伝えて転倒したりしないようにバランスを取ろうとします。そのため、足の裏には無数の感覚器があるのです。
足の裏、触っても全然くすぐったくないよ。っていう人はすでに感覚器の機能が低下しているのかもしれません。
裸足で歩くことで足の裏で地面を感じ、それに合わせて身体を動かすように脳が命令するんです。
ところが、現代では裸足になることはほとんどなく、常に靴を履くようになりました。靴を履くと足裏と地面は遮断されますので、足裏に刺激が行かず、無数にある感覚器は不必要なものになってしまいます。すると、身体のバランスをとる機能は衰えてしまい、身体に歪みが生じると考えられます。
靴を履くことは身体に悪いこと？
実はsachithanandamという研究者が、インド人3万人に対して足の状況と靴の着用状況を調査しています。インドはカースト制度が未だに残っているため、すぐに靴を履く人、一生涯靴を履かないという人が同じ環境のもとで生活しています。その調査では、靴を履く時間が長ければ長いほど足部の障害も多く発生しているとわかりました。ですから、靴は足には良くないものというのは間違いではなさそうです。
引用：腰痛・下肢痛のための靴選びガイド 田中尚喜著 P.8
じゃあ明日から裸足で・・・という訳にも。
裸足が良くて、靴は身体に悪い。と言っても、「じゃあ明日から裸足で出勤します！」って裸足で会社行ったら、
間違いなく白い目で見られます！
もう、靴を履くことがライフスタイルの一部になってしまっているうえに、今は昔と違い地面はアスファルト。そして、ガラスが落ちていることもあります。靴を履かないわけにはいかないでしょう。
靴、時々、裸足で健康に！
時々裸足になってみる！
休みの日に公園に散歩に行って、靴を脱いで裸足になってみましょう。
えっ？恥ずかしい？
大丈夫、誰もあなたのことなんて見てません笑
初めはちょっと痛いかもしれません。芝生のところよりかは土の所がオススメです。芝生はゴミやガラスが隠れたりしてる場合があるので、土の所で歩くと良いです。なれればアスファルトでも平気ですよ。短い距離・時間でも歩き終えた後は気持ちいいはずです。
身体に悪いからこそ、靴選びと履き方を真剣に考えよう！
いつも何気なく履いている靴ですが、身体に悪いものだからこそ、真剣に靴選びをしましょう！用途・サイズ・履き心地・歩き心地などこだわって選びましょう！そして、履き方も重要です。踵から甲周りはしっかりフィットさせ、つま先回りは自由が利くようにしてはきましょう！
足と靴に感謝しましょう！
足と靴はあなたの重たい身体を常に支えて頑張っています。足と靴に感謝しましょう。靴、かかとをつぶして履いてませんか？感謝の気持ち無く靴を履いていると足に悪さしますよ。
そして、一日歩いた足にも目を向けて感謝しましょう。
足＝汚い、というイメージを持ってしまいますが、身体を支える大事な部分です。
足の指の間もしっかり洗って清潔にして、タコができたり、爪が変形してたりしないかチェックしてあげましょう。
日々の健康は足元から。
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