こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日ご来店いただいたお客様、足が小さくてなかなか合う靴が見つからずジュニアのシューズをよく履いているそうです。ジュニアのシューズコーナーに行くと24cmくらいまでサイズが有りますよね?デザインも大人のものと変わらないものもあって、「これ私履こうかな?」と思ってしまうことありませんか?今日はジュニアのシューズとレディスとの違いについて解説します。
結論:大人の方がレディスを履くことはあまりオススメできません。
結論から言うとあまりオススメできません。ただし、大人の方で足の大きさが21cm以下の方など、そもそもレディスでもサイズが無いという方はブカブカのレディスを履くよりもジュニアの靴を履く方が良い場合もあります。
しかし、22cmを超える場合は大人の女性の方はレディスのシューズを履くのをオススメします。
レディスのシューズとジュニアのシューズの違いは??
一番大きな違いとしてはソールの柔らかさです。柔らかさと言ってもクッション性の高さの事ではありません。ジュニアのシューズは持ってねじってもらうと分かるのですが、簡単にグニャっと曲がってしまうものが多いです。
子どもの方が大人と比べて体重が軽く、筋力も弱いです。そのため、ソールにあまり強度を持たせずに柔らかく作っています。また、子どもはすぐに足が大きくなってしまうため、あまり価格と高くすると買ってもらえず、メーカーは採算が取れません。そのため、靴に大人と同じようなパーツを取り付けることが難しいという側面もあると思います。
大人がジュニアのシューズを履くと、ソールが柔らかすぎて身体を支えてくれなくなり、歩き方の癖が大きく出ます。それが足首や膝、腰への負担を大きくする要因になるはずです。
踵の部分にはヒールカウンターという固いパーツが入っているのですが、ジュニアのシューズのヒールカウンターはレディスに比べて柔らかく弱いものが入っている場合がほとんどです。
身体への影響を考えるのであれば、大人の方がジュニアのシューズを履くことは止めておいたほうがいいでしょう。
今日はジュニアのシューズとレディスのシューズの違いについてでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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