こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日は60代のご夫婦がご来店。シューズのフィッティングとインソールの作成をさせていただきました。その際、靴の軽さについての話になりましたので、靴選びのポイントとして解説します。
今回フィッティングさせていただいたシューズはこちら↑。ムーンスターのウォーキングシューズです。防水加工でハイキングなどでも活躍するアウトドアタイプのウォーキングシューズ。
こちらのシューズに作成したインソールを入れて履いていただいたところ、まず初めに感想として口にされたのが「軽い!!すごく軽く感じる!」。
ですが、実はこのシューズはくずは優足屋のラインナップの中ではかなり重たい方です。別のシューズもご試着いただいたのですが、そのシューズよりも重たいんです。なぜ?
足にフィットしたシューズは軽く感じます。シューフィッターの中には良い靴の条件についてこういう言葉があります。
『持って重い靴、履いて軽い靴が良いシューズ。』
軽い靴をお求めになられるお客様は非常に多いです。特にご年配の方になればなるほど軽い靴をお求めになられます。
軽い靴を作るのって実は簡単なんです。出来る限りパーツを少なく、薄くすれば出来ますから。でも、それじゃあ駄目なのは想像できますよね?最近の軽さを売りにしたシューズはこういう靴の機能が十分についていないものが多いんです。
履く人の身体を支えて、歩くときの衝撃を吸収して、安全快適に歩けなければいくら軽くても意味がありません。ですから、手で持って「この靴軽い!」と判断するのではなく、手で持って重たくても履いたら「軽く感じる!」という靴を選ぶのが良い靴を選ぶポイントです。
最近では靴のテクノロジーの進歩も有り、全体的に靴は軽く出来るようになっています。ですからあえて軽い靴を選ぶ必要性も無くなってきています。手で持って軽い重いを判断せずに履いて軽く感じるものを選びましょう。
みなさまが良い靴に出会えるようにこれからも情報を発信していきます。
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp
コメント