旧態依然のホテル業界に喝だ!パンプスにインソール作成

 こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日はこの春から新社会人でホテルにお勤めの女の子とお母様がご来店くださいました。お仕事の時に履くパンプスにインソールの作成をさせていただきました。

目次

ホテルで履くパンプスの規定にビックリ!

 初めお母様の方からLINEでのお問い合わせで

「娘が仕事でパンプスを履くのですが、親指の付け根に痛みが出ています。一度相談させてもらえませんでしょうか?」とのこと。

 ご来店いただいて、まずは足型計測。

 やっぱり、パンプスがうまく合っていないのか、足の指が曲がるハンマートゥという状態になっていて、かなり足の筋肉も固く、指が動かない。

 そもそもパンプスというのが一日中履くべき履き物では無いので、まずは身体に優しいパンプスの選び方をアドバイスさせてもらってのですが、

私「足が前滑りしないように甲にストラップのあるものが良いですよ。」
お客様「ストラップは駄目なんです。」

私「ヒールの高さを抑えたローヒールのタイプはどうですか?」
お客様「ローヒールも駄目なんです。3cm~5cmのヒールと決まってます。」

私「ヒールの幅の大きいものを選んだ方が足が安定しますよ。」
お客様「それも駄目なんです。」

私「透明のバンドを使って甲周りを固定してみては・・・。」
お客様「それもできないんです。」

と言った感じで、かなり規定が厳しいらしく、足が痛くても我慢してそれを履かないといけない様子。

 少し前に「#Kutoo」というパンプスなど仕事用の靴を強制されて足が痛いというのが発信されて社会現象となり、一部企業でスニーカーの着用がOKになったりしましたが、ホテル業界はまだまだのようですね。

 足に合わないパンプスを一日中履くのは健康を損ないます。恐らく今回来られたお客様の他にも従業員の方、足が痛くて困っている方も多いはずです。

 ホテル業界ですぐにスニーカーに、という訳にはいかないかもしれませんが、せめてストラップはOKだったり、ローヒールOKだったり、従業員の健康のために考えてくれないかなぁと思います。

 パンプス自体の規定が厳しいので、せめてものということでインソールの作成をさせていただきました。紐靴やストラップで甲を固定できるシューズの方がインソールの効果は発揮しやすいのですが、それでも何もしないよりは随分良いはず。

 足型を採取して、インソールを作成、パンプスに入れてご試着いただくと、

「うわっ、すごい!クッションがあって楽!」

 クッション性があるインソールでは無いのですが、土踏まず部分を支えることで本来足が持っているクッション性が高まります。

 また、その後凝り固まった足裏の筋肉をほぐすボールエクササイズについてもお伝えさせていただいて終了。どうなることかと思いましたが、すごく喜んでいただけて良かったです。

 くずは優足屋のインソールを使ってお仕事が少しでも楽になってくれたら幸いです。社会人一年目、身体に気を付けて頑張ってください。

ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp

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