高校球児の野球スパイクにインソール作成。

 こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日は京都の高校に通う高校生の男の子の野球スパイクにインソールの作成をさせていただきました。1カ月前から足底筋膜炎に悩まされているとのことでした。

 現在、高校3年生でこの夏が最後の大会。何とかして思い切りプレーさせてあげたいというお母様からくずは優足屋へご相談くださいました。

 今も足裏に痛みが出ている状態なのですが、だましだまし何とか練習をしているそう。そんな中、顧問の先生が足の痛みに気付き、当店をご紹介くださったそうです。ありがたいですね。

 早速、足型測定と足圧(フットプリント)の測定をしました。足長はそれほど大きく無いのですが、幅がかなり広く、大きめの野球スパイクを履かれていました。

 足圧を見ると、足のアーチが崩れている偏平足の状態。バランスが取りにくく足底筋膜に負担が大きそうな足型をしていました。

 そして、足指のチェック。足の指がほとんど動かない・・・。前日に来られた20代の女の子にも足指チェックしましたが、同じような状態。最近の若い子の足の機能低下は本当にヤバイです。若いうちは筋力でカバーできますが、歳を取ると・・・。

 野球スパイクにインソールの作成をするのと一緒に足部の簡単なエクササイズもお伝えすることにしました。

 野球スパイクに挿入するインソールはシダスのアクション+を採用。野球スパイクが大きめだったこともあって、厚みが有り、クッション性の高いタイプで作成しました。

 市販のインソールも試してみたそうなのですが、若干楽にはなったものの今度は足首が痛かったそうです。見せてもらうとクッションは高いのですが、足が安定しにくいタイプの物でした。

 インソールは柔らかすぎても駄目。硬すぎても駄目なんです。足を支えるための強度が有りながら、筋肉の動きを阻害しないものがベスト。そういう意味ではシダス社のオーダーメイドインソールはすごくバランスが良いです。

 40分程で完成。その場で野球スパイクに挿入し、履き心地をチェック。問題無さそうでした。

 そして、ゴムボールを使った足裏のケア。足の指をほぐす運動をしていくと、少しずつ足裏がほぐれて、足の指で少しパーが出来るように。足裏のケアを行った前後でのバランスの違いにビックリされていました。

 インソールの作成ももちろん効果は高いですが、それに加えて足のケアも行い。足の機能自体が向上するのが一番。

 すぐに足裏の痛みが取れるという訳では無いですが、徐々に良い状態に向かっていくのでは無いかと思います。

 最後の夏、足の痛みが出ずに思い切りプレーして、悔いのないようにしてほしいですね。ご来店誠にありがとうございました!

ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp

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