こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨日マラソンを走られるという女性のお客様のフットケアをさせていただきました。その際、「ランニングシューズが足に合っているか見て欲しい。」とのことでシューズをご持参くださいました。今日はシューズのサイズの選び方をテーマに記事にします。
シューズのサイズを決めつけないこと。
2足ランニングシューズをご持参いただいたお客様、「23.0cmだと大きくてフィットしないし、22.5cmだとちょっときつい気がする。」ということでしたので、早速足型を計測すると足長は22.0cm、幅は標準くらい、ランニングシューズだと22.5cmか23.0cmにするかぐらいの足型です。
22.5cmのランニングシューズを履いてもらうと指回りの隙間が少なくちょっと窮屈そう。23.0cmを履いてもらおうと思って、何気なく靴のベロの内側を見ると「あれ?このシューズ23.5cmってなってますよ。」
普段から23cmを履いていたお客様、23cmと思って履いていたシューズが実は23.5cmでした。それは大きいはずです。思わぬお客様の勘違いからフィットしない原因がわかって一件落着!
でも、実はこういうことって時々あるんです。
「私は23cm。」とか「僕は26cm。」とか靴のサイズを決めてしまっていませんか??
同じ23cmでもシューズによって大きさは異なります。「同じメーカーなら一緒ですよね?」と言われることがありますが、答えはノー。
同じメーカーでも商品によって異なります。例えばアシックスのランニングシューズであればレース向けのものは初心者向けの物に比べてかなりタイトな作りになっています。同じメーカーでも製造の際の木型(ラスト)や素材によって大きさが変わってきます。
ではどうやってシューズサイズを決めればいいの?
まずは自分の足の大きさを測ってもらいましょう。ちゃんとした靴屋やスポーツ店であれば計測してくれるはずです。そこでもし23.1cmと足の大きさが出たとします。その場合は、23.5cmから試着してください。
スポーツ用のシューズであればややきついくらいかと思いますが、それでOK。どこがきついのか、つま先のどこが当たっているのか、確認します。必ず両足履いて歩いてください。
その後、0.5cmアップして試着してください。さっき当たっていた場所が当たらなくなったり、履き心地が変化すると思います。それでも気になる所があればまた0.5cmアップして試着します。
このようにして小さいサイズから順に履き比べしましょう。そうすると、しっかりフィットし、かつ窮屈では無いサイズのシューズを選ぶことが出来ます。
初めから大きめのサイズを履いてしまうと当たる部分が少ないので「これでOK!」と感じて買ってしまいやすく、実はかなり大きかったということも有ります。
足型を計測してもらえるところが理想ですが、無理な場合も自分の思っているよりも小さめのサイズから足を合わせてみてください。少し選ぶのに時間は買ってしまうかもしれませんが、シューズのサイズ選びは大切です。慎重に時間をかけて選びましょう。
私自身は足の大きさの実測値は24.9cm(やや左右差有りますが省略)ですが、革靴は25cm、ランニングシューズは25.5cmと26cm、スニーカーは26cmと3つのサイズのシューズを持っています。
まとめ
- お店で足型を測ってもらおう。
- 小さめサイズの靴を履いてから徐々にサイズアップしていこう(Ex.実測値23.1cmなら23.5cmから)。
- 同じメーカーでもシューズによってサイズは異なる。
- 必ず両足履いて店内を歩いて、慎重に時間をかけて選ぼう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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