通販で靴を買って大失敗！なぜ足が痛くなった？？
こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。今日はオープン当初から来ていただいている常連のお客様がご来店。シューズのフィッティングとオーダーメイドインソールの作成をさせていただきました。
２年前、くずは優足屋に来る前に通販で靴をご購入されたのですが、それが大失敗でした。
目次
通販の靴で外反母趾が痛くて歩けない
外反母趾をお持ちのお客様、通販で見つけた幅広の靴をご購入されました。その靴は超幅広５Eと書いてあって、いかにも楽そう。でも、それが届いたものを履いてみると痛くて歩けないんです。
なぜ、超幅広５Eの靴を履いて足が痛くなるのか、それは、幅広＝楽という概念そのものがまず間違っています。靴はしっかりとフィットさせて履き、なおかつ足の機能を妨げないのが良いシューズです。
お客様の場合、超幅広５Eの靴を履いたことで靴の中で足が泳いでしまい、余計に外反母趾部分に負担をかけたのだと思います。
その後、当店で足型を計測、シューズをご購入いただいてからは足の痛みが出にくくなり、「前は痛くて歩くのも嫌やったけど、ここで靴を買ってからはウォーキングもしてるねん。」と笑顔で教えてくれました。
通販で靴を買ってはいけない理由
通販で靴は基本的には購入しないほうが良いと思っています。
通販のパンフレットを見ていると色々な靴が並んでいます。そしていかにも履きやすそうな文言が並んでいます。それは、
『幅広』『軽い』『柔らかい』
大概ほとんどの靴はこのようなうたい文句で売られています。
しかし、先ほどのお客様の件でもあったように幅広のシューズでも足に合った広さでないとかえって足に負担をかける結果になります。
２番目の『軽い』は足に優しい靴を探したいのであれば重要視しない方が良いです。なぜなら軽い靴は素材を薄くしたり、省けば軽くなるので、軽い靴はその分、足の安定感が無くなり、クッション性も少なくなります。
なので、『軽い』はあまり考えない方がいいです。シューフィッターの世界では「持って重い靴、履いて軽い靴を買え。」という言葉があります。しっかりした作りで持ったら重いけど、履いたら意外と重さは感じない、そんな靴が良い靴です。
３番目の『柔らかい』は一見、楽そうに感じますが、靴は柔らかい部分と固い分と両方必要です。柔らかすぎてグニャグニャに曲がる靴は身体に良い靴とは言えません。
やはり、靴は店頭に行って必ず両足履いて、実際に店内を歩いて履き比べしてご購入するのが良いと思います。足型を測ってもらえるところであればベストです。
当然、くずは優足屋はお客様の足型をしっかり計測させていただきますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
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