足にある３つのアーチとその役割について

2019年4月27日2022年10月4日

こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
今日のブログはちょっと足のお勉強です。
足の３つのアーチについては何度かブログに書いていますが、それぞれのアーチの役割については触れたことがなかったので今回解説します。

足のアーチについておさらい

人間の足には３つのアーチと呼ばれるものがあります。上の写真で示していますが、

①内側縦アーチ
②横アーチ
③外側縦アーチ

の３つです。見た目に非常にわかりやすいのが①の内側縦アーチですね。
一般的に土踏まずと呼ばれる部分です。

この内側縦アーチが下がった状態のことを　偏平足　と言います。

大阪の俗語？？なのか、お客様の間では　ベタ足　なんて言う方も多いです。

この３つのアーチがあることで、人間は２本の足でバランス良く立つことができます。

また、歩いたり走ったりしたときに衝撃を吸収し、さらに前に進む時は固くなり推進力を生みだします。ですので、この３つのアーチがしっかり機能することはとても重要なんですね。

そして、この３つのアーチにはそれぞれに役割があります。

３つのアーチにもそれぞれ役割があります。

主に身体の左右の揺れを制御します。このアーチが下がって偏平足になってしまっている人は左右に身体が振られやすい状態になってしまいます。

主に身体の前後の揺れを制御します。この横アーチが下がってしまっている状態を　開帳足　と言います。このアーチが機能しないと前後の揺れが制御できず、ちょっとした段差でもつまずいてしまいます。

外側縦アーチは体重を多く支えているアーチのため、立った状態では目立たない存在です。このアーチは身体をひねる動作を制御しています。ですので、野球やゴルフなどスイングをするスポーツなど、このアーチを非常によく使っています。

参考文献：一生元気でいたければ足指を広げなさい　湯浅慶朗著

くずは優足屋で作成させていただいているオーダーメイドインソールはここまで解説してきた３つのアーチをサポートし、足の本来持っている機能を引き出す効果があります。

このアーチが崩れることで、身体が不安定になり、膝や腰に負担がかかったり、思うようにスポーツパフォーマンスが出なかったりするのです。

もし、足のアーチが崩れてるかも！？と思ったらぜひご相談ください！

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