こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。今日は歩くことと姿勢の関係について記事にしてみたいと思います。早速、表題の穴埋めクイズです。『姿勢を良くするために重要な脚の筋肉は?』一体、何でしょうか?
ヒントは、『さかなさかなさかな~、さかなを食べると~♪』です。
姿勢に重要な脚の筋肉、正解はヒラメ筋です!
ヒントを聞いたらすぐにわかったという方が多いと思いますが、正解はヒラメ筋です。
2002年の中村隆一氏の論文によると下肢の姿勢保持筋の働きの中でもヒラメ筋の役割が非常に大きいことがわかりました。
ではヒラメ筋ってどうすれば鍛えられるのでしょうか?
ヒラメ筋というのは遅筋繊維が多く、比較的に強度の低い運動によって働きます。日常的な動作で言えば歩くときにヒラメ筋はよく使われています。
すなわち、歩くことでヒラメ筋がたくさん使われるようになりヒラメ筋がよく働くと姿勢が保持されやすくなるんです。
よく「姿勢を良くして歩きましょう!」なんて言われますが、
歩くことで姿勢が良くなるんです!
子どもの姿勢の悪化は歩かなくなったから??
お子さんの姿勢の悪さでお悩みのお母さんも多いのではないでしょうか?近年姿勢の悪い子どもが多いことが取りざたされています。
テレビゲームやタブレット、スマートフォンの普及などが要因としてあげられることが多いのですが、ここでも歩くことが関連しているかもしれません。
1979年の資料では小学生は一日に約2万歩歩いていたと言われています。それが2007年の資料では約1万歩と半減。直近だともっと少なくなっているのではないかと思います(2011年塙氏)。
歩くことが半分以下となった子どもの姿勢が悪くなっているのも納得ができます。歩くことが少なくなったことによる体力の低下も問題でしょう。
合わない靴を履いて歩くと逆に姿勢を悪化させることも
歩くことで姿勢が良くなるとお話しましたが、合わない靴を履いてあるいてしまうと姿勢が良くなるどころか、逆に悪化させてしまうことになりかねないので注意が必要です。
合わない靴を履くと、足のアーチの低下や外反母趾・浮指・ハンマートゥなどのゆびの変形の原因になります。
アーチの低下や足の指の変形は足元を不安定にし、姿勢の悪化を招きます。
なので、しっかり自分の足にあった靴を履いて歩くことが姿勢を良くするうえで重要なポイントと言えます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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