こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
「ウオノメが痛くて痛くてたまらない!」
と40代の女性がご来店くださいました。
ウオノメの市販薬をご使用だったのですが、使い方を間違っていたのでより悪化させてしまっていました。
今日はタコ・ウオノメで市販薬を使う時の注意点について記事にしたいと思います。
タコ・ウオノメの市販薬に含まれるサリチル酸って何?
ドラッグストアに行けば、タコ・ウオノメの治療薬というのは必ず置いています。液体のタイプもあれば、絆創膏のタイプもあります。
どちらのタイプのものも中に『サリチル酸』もしくは『スピール膏』という表記があると思います。
サリチル酸とスピール酸は由来となる植物が違うだけでほぼ同じものです。
このサリチル酸、角質軟化作用があり、タコやウオノメの部分に使うと、タコやウオノメが柔らかくなり取れやすくなるため、市販薬として利用されています。
しかし!
このサリチル酸を調べると
『サリチル酸には皮膚すらも冒す作用があり、これを利用し、皮膚の角化病変に対して外用薬として使用される場合はある。』
ウィキペディアより抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/サリチル酸
皮膚すらも冒すという強めの表現で書かれています。
その通りでサリチル酸やスピール膏の市販薬を使うと、皮膚が白くなり、ぶよぶよと柔らかくなります。
ですが、それは皮膚を傷めつけているということです。
皮膚が柔らかくなると一旦痛みも和らぐので、効果が出ているように感じますが、使い続けてしまうと健康な皮膚まで傷めてしまい余計に痛みが出てしまう場合があります。
今回、ウオノメのケアで来られたお客様もこの状態でした。ウオノメの部分だけで無く、他の部分まで薬が浸透して足の指全体から痛みが出ているようでした。
こちらのお客様は絆創膏のタイプを使用されていましたが、絆創膏のタイプの場合、歩いているうちにずれてしまう可能性があるので、そうならないように上からテーピングを巻くなどずれないようにすることがオススメなのと、使用上の注意にある期間以上に貼っていると健康な皮膚まで腐食してしまうので注意しましょう。
くずは優足屋のドイツ式フットケア
ちなみにくずは優足屋ではドイツ式フットケアでタコ・ウオノメのケアをさせていただいていますが、市販薬で皮膚が白く柔らかくなった状態の場合、角質を削ることが出来ないので、角質が固くなった状態でご来店いただいています。
市販薬を使用したり、ご自身で削ったりされる方もいらっしゃいますが、もし不安がある場合はくずは優足屋にご相談ください。
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
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