こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。今日はウオノメのケアにご来店されるお客様が多い一日でした。当店でフットケアを受けられる方によくお話している内容なのですが、意外とおろそかにしてしまいがちなことなので今回、記事にしてみました。
タコ・ウオノメができにくくなる4つの方法
①清潔にする。
意外とこれが出来ていない方が多いような気もしています。足の裏=汚いものという意識を持っていませんか?顔は綺麗に洗って保湿して、ケアは完璧!という人はたくさんいると思いますが、足の裏に関してはどうでしょう?テキトーに済ませていませんか?
足の裏の皮膚も新陳代謝を繰り返しています。古くなった角質は洗うと自然と剥がれ落ちていき、また新しい皮膚がどんどんできてきます。しかし、タコやウオノメは古い角質が固くなり皮膚を覆うようになります。ですから、清潔にしなければタコやウオノメはできやすくなります。
そんなに難しいことではありません。少量の石けんを泡立てて、足裏・指の間・爪の周囲など手を使って洗えばOKです。
洗った後はしっかりと水分を拭き取りましょう。水分が残ったままだと、蒸発するときに皮膚表面が冷えてしまい、皮膚を守る皮脂膜が作られにくくなります。
②保湿する。
皮膚が乾燥すると、角質化しやすくなり、タコやウオノメのように固くなってしまいます。ですから、よく洗って清潔にした後は保湿することが重要です。くずは優足屋ではフットケアの後にワセリンを使用していますが、ハンドクリームでも構いません。薬局に行くと、足用のクリームも販売しています。
保湿のクリームもかかと・足の裏・指の間・爪の周りなど丁寧に塗っていきます。保湿クリームを塗ることでマッサージ効果も得られますので血流を良くする効果も期待できます。クリームを塗った後は靴下を履くと、有効成分が浸透しやすくなります。
分厚い角質が気になる方は尿素入りのクリームがオススメです。
③クッション性の良いシューズを履く。
タコやウオノメは皮膚が受ける衝撃や刺激から身体を守ろうとして防御反応を起こして固くなって出来るものです。そのため、なるべく衝撃や刺激が足の裏に起こりにくいクッション性の良いシューズを履くことでできにくくなります。
ランニング用のシューズやウォーキング用のシューズならある程度クッション性を兼ね備えたものが多いかと思います。
ただし、足に合った靴であることが大前提です。ぜひ、足型を測定してくれるお店に行って、足のサイズを測ってもらって購入してください。
④インソールの作成も効果的!
オーダーメイドインソールの作成も効果が期待できます。クッション性の良い靴を履きたいけど、普段にランニングシューズはちょっと・・・、という方も大勢いらっしゃるかと思います。そういう方にはインソールの作成がオススメです。
タコやウオノメが出来ている方は足のアーチ(土踏まず)が崩れている方がほとんどです。それにより、バランスよく立ったり歩いたりができなくなるため、体重が足裏全体に分散されなくなり、タコやウオノメが発生しやすくなります。
インソールによって足のアーチを支え、足の裏全体で体重を支えるようになるとタコやウオノメは出来にくくなります。
歩き方も影響しますか?
よく受ける質問で「歩き方はタコやウオノメに影響しますか?」というのがあります。歩き方はタコやウオノメに影響します。ですが、歩き方を変えるというのはすぐにできることではありません。歩いている間中歩き方を意識するのはとても難しいことです。
なので、アドバイスをするとすれば、
足の指で地面をしっかりつかんでいるかを確認しながら歩いてください。
足の指がしっかりと地面をつかんで歩けていれば、タコやウオノメのできやすい指の付け根の部分にかかる負担が少なくなります。
くずは優足屋でフットケアを受ければタコやウオノメの痛みや違和感はほとんどの方が感じなくなります。ですが、それは一時的なものでまた出てきてしまう可能性があります。タコやウオノメが出来にくい足の環境づくりが大切です。
長文、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考文献:皮膚科医が教える本当に正しい足のケア 高山かおる著
ウォーキングシューズ・オーダーメイドインソール・フットケア
足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
090-6322-7220
kuzuha-yusokuya@outlook.jp
コメント