こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。
今日はウォーキングをテーマに記事にしていきます。
高齢化社会が進み、健康を保つためにウォーキングを日課にしている人も多いかと思います。
中にはかかりつけのお医者さんで「健康のために歩いてください。」と言われた人もいるのではないでしょうか。
でも、そんなウォーキングで不健康になる可能性も知っておいてください。
正しい靴選びができていますか?
仕事柄ウォーキングやランニングをしている人の足元についつい目が行ってしまうのですが、
やっぱり気になるのがどんな靴をどのように履いているかです。
ご年配の方で多いのがスリッポンタイプの靴を履いてウォーキングしている人。
上の写真のような靴を見たら「履き心地良さそうやね~。」とおっしゃられる方が多いのですが、履き心地と歩き心地は違います!
脱いだり履いたりしやすい靴は不安定で歩きにくい靴になります。
そもそもスリッポンタイプの靴は室内履き用として開発されたものです。
足の甲部分に固定できる抑えが無いため、足が中で泳いでしまい、
指がしっかりと地面をつかめないため不安定になってしまいます。
足元が不安定な状態であるいてしまうと足・膝・腰に負担をかけてしまいます。
その結果、
歩く→足が痛い→歩かなくなる→筋力の低下・体力の低下
もしくは、
歩く→足が痛い→でも、お医者さんから歩きなさいって言われたし→無理して歩く→膝や腰まで痛い
といった状態になってしまいます。
ウォーキングをすることによって不健康になってしまう例です。
ウォーキングと聞くとただ歩くだけと思ってしまいがちですが、
ウォーキングも立派なスポーツです。
それに適した靴選びをしていただくことが重要です。
ウォーキングをする上でのポイント
そして、正しく歩くポイントはたくさん言うと難しくなるので2つだけ。
1.背筋が伸びていますか?
2.まっすぐ歩けてますか?
時々、道路の白線を歩いてみましょう。
意外と左右にフラフラしてしまっているのに気づきます。
厳密にいうともっと色々ポイントはあるのですが、あんまり多く伝えても実践できなければ意味が無いのでこの2点を気を付けてもらえればと思います。
そして、歩くことを長続きさせるポイントもあります。
1.歩数にこだわりすぎない。
ついついキリのいい歩数まで歩きたくなりますが自分が気持ちいいと思った所でやめておきましょう。
時間で区切るのもいい方法だと思います。今日は20分歩こうとか。
2.歩くプラスの楽しみを見つける。
写真を撮るのが好きならカメラも一緒に持っていっていい景色があったら写真を撮って帰るとか、
おいしいパン屋さんがあるからそこまで歩いてパンを買いに行くとか、
少し離れた神社までお参りに行くとか。
時々、家族を巻き込むのなんかもいいと思います。
夫婦で歩くとか、お友達と歩くとか。
3.体調の悪いときは歩かない。
健康のために歩いているのですから体調がすぐれない時は歩くのをやめましょう。
ポイントは歩いていて自分自身が気持ちいいと感じるかどうかです。無理は禁物です。
年を重ねても歩き続けられるように正しく靴を選ぶこと、正しく靴を履くこと、正しく歩くことはとっても重要です。高齢化社会の最中の日本でみなさんが健康に歩き続けられるように情報発信をしていきます。
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