こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。昨年の4月にオープンして1年と4カ月。ご来店いただいたお客様の足型計測をさせていただいて、その数もかなりのものになってきました。
そこで、以前からやってみたかった検証をついに実行に移しました!左足と右足どっちが大きい人が多いの??です。
結論!左足が大きい人の方が多い!!
くずは優足屋では上の写真のように、足のサイズを測る特殊な定規を使って計測を行っています。
「えっ、なんかアナログやなぁ・・・」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、この方法が正確なんです。お店によっては機械を使って測っている所もありますが、結構誤差が大きいです。そのため、この方法を採用しています。
くずは優足屋オープンから1年と4カ月。この間に足型を計測させていただいて記録として残っている方の人数は・・・
何と385名分!!
お客様の記録用紙をペラペラとめくりながら385名分、「左、右、同じ・・・」など、ブツブツ言いながら正の字を書きまくりました。その結果・・・
右足が大きい方 123名!(31.9%)
左右同じの方 90名!(23.3%)
左足が大きい方 172名!(44.6%)
その結果、左足が大きい方の方が多いことが判明しました!!
なんで左足が大きい人の方が多いの??
実はこの検証をする前から、あるシューズメーカーの方から「左足の方が大きい人が多いよ~。」というのは聞いていて知っていました。でも、実際の所どうかは調べたことがなかったのでやってみたのです。
なぜ左足の方が大きい方が多いかというと、『利き足』と『軸足』の関係にあります。お箸を持ったり、字を書いたり、利き手ってありますよね。それと同じく足にも利き足というものがあります。転びそうな時にとっさに足が出るのが効き足です。
自分の利き足がわからないという方は、両足を揃えて立って、身体を前に倒していき、いよいよ転びそうにあるという時、どっちが前に出ますか?前に出た方が利き足です。
この利き足と反対の足が『軸足』です。軸足はその名の通り軸になるので、利き足が使いやすいように軸足に体重をかけます。右足が利き足のひとは左足が軸足になり、左足に体重をかけることが多くなります。
足に体重がかかると足のアーチ(土踏まず)が下がり、下がった分、指が前に出るようになります。体重がかかると足が大きくなるんです。
日本人は右利きの人が多く、足も右が利き足の人が多いため、左足が軸足となり、体重が多くかけられ、結果として左足の方が大きくなります。
左右で足の大きさが違うと良くないの??
人間は左右全て対称なわけではありません。どこかしら左右でアンバランスな部分があります。ですから、左右で足の大きさが違うことが駄目なわけではありません。
ですが、身体に何かしらの不調が出ていて、足の左右の大きさが異なる場合は足のアーチに崩れが出ている可能性が考えられます。インソールの作成で崩れたアーチをサポートしてあげると、身体にかかっていた負担が軽減する可能性もあります。
ちなみに今回の検証では最大で10mm左右で足の大きさが違う方がいらっしゃいました。
足の大きさが左右で異なって気になっている方はオーダーメイドインソールの作成をご検討してみてはいかがでしょうか。
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