こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。靴紐を毎日締めた方が歩きやすくて疲れにくい。っていうことはわかっているけど、どうしてもずぼらしてしまって靴紐を締めたままで履いちゃう。そんな方がほとんどでは無いかと思います。今日はシューフィッターが靴紐を締める習慣をつける方法を解説します。
結論:脱ぐときに紐をほどいて脱ぐ。
シューフィッターとしては毎日靴紐を締める習慣をみなさんにつけて欲しいのですが、なかなかみなさん出来ない方が多いです。何かいい方法は無いかと思っていたのですが、靴紐を締める習慣をつけるためには『靴を脱ぐ時に靴紐をほどいて脱ぐ』。これを習慣づけた方が簡単です。
靴紐をほどくのは簡単、蝶結びの紐を引っ張ったらいいだけです。ほどいて脱いでおくと翌日靴を履くときには靴紐を結ばないと履けません。
脱ぐときにほどくのも初めは面倒でそのまま脱いでしまいそうになりますが、3週間続けてみてください。習慣化できて全然苦にならないようになります。
これが習慣付くと、紐をしっかり締めていないときは足が泳いで歩きにくいことが気になるようになります。
日本人と欧米人の靴紐に対する意識の違い
日本は脱いだり履いたりが多い文化なので、すぐに脱げる、すぐに履けるということが重視される傾向があります。なので、日本の方に靴紐を締める習慣が付かないのは理解はできます。
しかし、欧米の方は靴紐をしっかりと締めます。家の中でも靴を履く文化なので当然と思うかもしれませんが、靴紐を締めた方が歩きやすい、身体に負担が少ない、それをわかっているんだと思います。
日本の方は紐が緩い状態で履くことになれてしまっているので気づきませんが、当店で靴のフィッティングをさせていただくとほぼみなさん「フィットして歩きやすい。」と言われます。
日本人も欧米人と同じように靴紐を締める習慣をつける方が歩きやすく、身体への負担も減って生活の質を上げることができると思います。特に日本はこれから超高齢化社会。長く歩き続けるために大切な事です。
みなさん、靴紐を使いましょう!!
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