上履き廃止で一足制に!?シューフィッター的には大賛成!その理由は?

こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。先日スマホでニュースを見ていると目に留まったのが、”都内の小中学校で広がる「上履き廃止」”というニュース。下記にリンク貼っておきますので元ネタ読みたい方はそちらをどうぞ。

都内の小中学校で広がる「上履き廃止」…“土足のまま”の学校生活に子どものホンネは?【THE TIME,】

色々賛否両論があるようなのですが、シューフィッターとしての見解は大賛成なんです。その理由についてお話していきます。

目次

上履き廃止のメリット・デメリット

まずは上履き廃止のメリットとデメリットについてちょっとまとめてみました。

まずはデメリットから。※スレッド(SNS)に出ていた意見などを参考にしました。

・汚すぎてまじで無理
・教室の掃除とかどうすんの?
・汚れた教室で給食とか食べて衛生面とか大丈夫?コロナとか心配。
・雨の日の後とか床がびしょびしょにならない?
・外国の真似すんなって
・床がすぐボロボロになるよ。

などなど、結構否定的な意見多いですね。ちなみに記事によると子どもの意見としては上履き廃止には反対の子が圧倒的に多かったようです。

また、上履きに履き替えることで気持ちを切り替えることができるという校長先生の意見もありました。

次はメリットについて

・災害時など避難がスムーズに出来る。
・履き替え場所が混雑しないので移動が容易になる
・下駄箱がいらないのでスペースが有効活用できる。
・上履きを用意する必要が無くなるので経済的な負担が軽減される。

などの意見がありました。「私のところ上履き無いけど、校舎意外と綺麗です。」なんて声もありました。

都内で上履き廃止が進んでいるとのことですが、神戸市では昔から『土足制』で上履きは使っていませんし、和歌山でも一部上履きを使用しない学校があるそうです。

私が上履き廃止に大賛成の理由

息子の上履き

賛否両論ありますが、私の着目しているのはちょっとみなさんと違うポイントです。

それはどういうことかというと、

一般に履かれている上履きは身体に悪いです!

ということ。ほとんどの学校で履かれている上履きはバレエシューズと言われるもので1950年代にムーンスターが製造販売したものが始まりです。

70年以上経った今もほとんど形は変わっていません。

踵を安定させるヒールカウンターは入っておらず、ソールもクッション性のほとんどないペラペラのソール、足にフィットするアッパーデザインでも無く、甲のゴムはすぐにユルユル。

いつまでこんな粗末な履き物を学校は履かせているんだろう??というのが私が常々思っていたことです。

上の画像は息子が2年生の時に履いていた上履き。イオンで600円くらいかな?安いですね。でも安いなりの機能です。

少しでもマシな物をと履かせたのがムーンスターのCRST13※画像はムーンスター公式ホームページより。踵部分にカウンターが入って、甲もマジックテープでフィット感を調整でき、ソールもインソールが入っていてクッション性も〇。

でもね、定価税込3300円。イオンの上履き5足買える。この物価高の時に子育て世代にはなかなか辛い。

もう、一足制でええやん!!っていうのが私の意見です。みなさんの意見はどうでしょうか?

足と靴の専門店『くずは優足屋』
大阪府枚方市楠葉中町1-4
kuzuha-yusokuya@outlook.jp
090-6322-7220

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策です)

CAPTCHA

目次