こんにちは。足と靴の専門店『くずは優足屋』の西岡です。今日は「歩いていると膝が痛くて・・・。」とお悩みの女性がご来店。シューズのフィッティングをさせていただきました。
履いてこられた靴の踵を見てみると・・・
ご来店いただいたお客様には足の大きさや幅など足の計測をさせていただいているのですが、お客様の脱いだ靴に注目!靴の踵が完全に変形していました。
上の写真を見て欲しいのですが、特に左足が大きく外側に傾いているのがわかると思います。靴の踵にはヒールカウンター(月型芯)と呼ばれる固い芯が入っています。ヒールカウンターがあることによって、踵の骨がまっすぐ安定するようになります。
体重の50%は踵にかかり、歩いたり、ジョギングしたりするときはほとんどの場合、踵から地面に接地します。このヒールカウンターが崩れてしまっていると踵の骨を真っすぐ安定させることが難しくなり、足首・膝・股関節・腰など上の方に歪みを生じることになります。
そして、このような踵の崩れた靴を長く履き続けると段々身体がゆがんでいき、姿勢が悪くなってしまいます。
子どもの時に「靴の踵を踏むな!」と怒られたことはありませんか??踵は靴の命、踵の崩れた靴を履くことで身体に悪影響が出るからなんです。
ちなみに新しい靴(写真左)と比較したら、こんな風に一目瞭然。
新しい靴をフィッティングさせていただくと、
「めっちゃ歩きやすい!!」
と感動されていました。
お話をお伺いすると、このシューズをもう4年くらい履いているということでしたので、よく頑張った方だと思います。靴の寿命ですね。
靴は消耗品です。履き心地の良いと思った靴をついつい長く使ってしまいますが、時々、靴をチェックしてみてください。踵がすり減って傾いてしまっているような靴を長く使い続けると身体に影響が出ます。買い替えた方が良いでしょう。
くずは優足屋では健康で長く歩いたり、運動を楽しめるように足元からサポートしています。まずは無料足型計測から、ぜひ一度ご来店ください。
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